Amazon欲しいものリスト、4件に1件は贈れない

チョコットンが3つのプレゼント箱の横に立ち、4つ目の箱が点線で消えかかっているのを困った顔で見ている絵。Amazonの欲しいものリスト4件のうち1件は開いても贈れないことを表す。 寄付のはじめ方と調べたこと

寄付しようとリンクを開いたら、リストが消えていた。あるいは、商品が1つも入っていなかった。その確率が何パーセントなのかを、Amazonの寄付プログラム「みんなで応援」に掲載されている全1540件を1件ずつ開いて数えました。2026年8月24日時点、取得に失敗したリストはゼロ、全数調査です。

結論:4件に1件は、開いても贈れない

1540件の内訳です。

73.2%
実際に商品を選んで贈れた
1128件 / 1540件
贈れた1128件
商品が0点322件
リストが消滅90件

贈れなかったのは412件、全体の26.8パーセントでした。寄付先を4つ開けば1つは空振りになる計算です。

「贈れない」には2種類ある

リストが消滅している(90件・5.8%)

  • 画面に出るものページが見つかりません
  • 原因削除・非公開
  • 待てば戻るか戻らない
別の団体を選ぶ

商品が0点(322件・20.9%)

  • 画面に出るもの空のリスト
  • 原因完売・募集の谷間
  • 待てば戻るか戻ることが多い
時間をおくか別の団体へ

数として多いのは「消滅」ではなく「空」のほうです。リストが空なのは団体が活動をやめたからとは限りません。載せた品が全部購入されて、次の募集までの谷間にあるだけ、という場合が多くあります。

分野が違っても、比率はほとんど変わらない

Amazonの寄付プログラムは分野ごとにページが分かれています。分野別に集計しました。

分野件数消滅商品0点贈れた
子ども・ひとり親の支援899556.1%19421.6%65072.3%
都道府県別ページ240239.6%4518.8%17271.7%
保護犬・保護猫337123.6%6619.6%25976.9%
障がい・生活の支援5600.0%1628.6%4071.4%
デフアスリート800.0%112.5%787.5%

どの分野も「贈れた」割合は71から77パーセントの範囲に収まりました。特定の分野だけリストが荒れている、ということはありません。約4分の1が空振りになるのは、寄付プログラム全体に共通する性質だと言えます。

消滅の割合がいちばん高かったのは都道府県別ページ(9.6パーセント)でした。地域ページは更新の間隔が長く、消えたリストが残りやすいのだと考えられます。

生きているリストの価格は、中央値2525円

商品が並んでいた1128件から、価格が表示されていた7092点を集計しました。

1,000円未満11%
1,000〜2,000円28%
2,000〜5,000円39%
5,000円以上22%

中央値は2525円、2000円未満が39パーセントでした。以前に当サイトの300団体を対象に調べたときの中央値は2475円で、対象を全1540件に広げてもほぼ同じ値になりました。品目別に何が並んでいるかは欲しいものリストに何が並ぶ?300団体を調べましたで詳しく扱っています。

当サイトの掲載団体はどうだったか

同じ調査を、ちょこっと寄付が掲載している団体にも当てはめました。掲載時に1件ずつ生存を確認しているので、その確認が今も持続しているかの答え合わせでもあります。

Amazon「みんなで応援」全体

  • 調査件数1540件
  • リストが消滅90件(5.8%)
  • 商品が0点322件(20.9%)
  • 贈れた73.2%
4件に1件は空振り

ちょこっと寄付の掲載団体

  • 調査件数828件
  • リストが消滅0件(0%)
  • 商品が0点182件(22.0%)
  • 贈れた78.0%
消滅リンクはゼロ

消滅していたリストは0件でした。掲載前に全件を開いて確認し、確認できなかったものを載せていないためです。

一方で、商品が0点だったものは182件(22.0パーセント)あり、これは全体の比率とほとんど変わりません。リストが空になるかどうかは団体側の運用次第なので、掲載する側では防げません。この点は正直にお伝えしておきます。

ただし、調べた結果は掲載に反映しました。この調査で空だと分かった184団体は、いったん掲載から外しました。あらためて商品が並んだら、また載せます。

空振りを減らす3つのコツ

1確認済みの一覧から選ぶ消滅リンクを踏まずに済む
2候補を2、3件開く1件が空でも次に進める
3空なら時間をおく補充されることが多い
4件に1件の空振りを避ける
  1. 生存が確認された一覧から選ぶ。消滅している5.8パーセントを最初から除けます。
  2. 候補をいくつか開いてから決める。空のリストに当たっても、次の候補にすぐ移れます。
  3. 空だった団体は覚えておいて、後日また見る。活動をやめたわけではなく、次の募集を準備している場合がほとんどです。

地域によって選択肢の数は大きく違う

2026年10月5日時点で、ちょこっと寄付が掲載している子どもを支える784団体は、457の市区町村に分布しています。ただし偏りは大きく、上位10都道府県だけで、全体の半分を超えます(57パーセント)。

掲載が多い地域:東京都(98)、埼玉県(65)、愛知県(48)、千葉県(46)、大阪府(38)

掲載が少ない地域:岩手県(1)、山形県(1)、秋田県(3)、山梨県(3)、長野県(3)、宮崎県(3)

掲載が1桁の県は20あります。お住まいの地域に候補が少ない場合は、隣接する県や、地域を限定せず全国から選ぶのも一つの方法です。物品はAmazonから直接発送されるので、遠方の団体にも贈れます。送料は、Amazonが発送する品なら、注文の合計が3,500円未満のとき460円(北海道・九州・沖縄・離島は500円)かかります。プライム会員と、3,500円以上の注文は無料です。

4つの箱をのぞきこむチョコットンとさくらちゃん。右端の1つは空

調べ方

Amazonの寄付プログラム「みんなで応援」の各カテゴリページと都道府県別ページをたどって、掲載されている欲しいものリストのIDを収集しました。重複を除いた1540件について、2026年8月24日にリストのページを1件ずつ取得し、次の3つに分類しています。

  • 消滅:リスト名が取得できなかったもの。削除または非公開。
  • 商品0点:リスト名は取得できたが、商品が1点も表示されなかったもの。
  • 贈れた:商品が1点以上表示されたもの。

取得に失敗したリストはありませんでした。分野の内訳は、そのリストを最初に見つけたページで分類しています。複数のページに載っているリストもあるため、分野別の件数は掲載場所そのものの数とは一致しません。価格はリストの先頭ページに表示されていたものを集計しました。リストは団体が随時更新するため、数字は調査時点のものです。

寄付の手順や匿名性についてはAmazon欲しいものリストで寄付する方法、税金の扱いについては子ども食堂への寄付は控除を受けられる?で説明しています。

よくある質問

Amazonの欲しいものリストを開いたら「ページが見つかりません」と出ます。なぜですか?

団体がリストを削除したか、非公開に切り替えたためです。Amazonの寄付プログラムに掲載されている1540件を2026年8月24日に全件確認したところ、90件(5.8パーセント)がこの状態でした。掲載ページ側の更新が追いついていないだけなので、別の団体を選んでください。

リストは開けるのに、商品が1つも入っていません。どうすればいいですか?

全1540件のうち322件(20.9パーセント)が、リストは生きているのに商品が0点でした。すでに全部購入されたか、団体が次の募集まで一時的に空にしている状態です。しばらく経ってから見直すか、別の団体を選ぶのが確実です。

寄付先を探していて、贈れないリストに当たる確率はどれくらいですか?

Amazonの寄付プログラム全体では約4件に1件です。1540件のうち、実際に商品を選んで贈れたのは1128件(73.2パーセント)でした。残りの412件は、消滅しているか商品が0点でした。

どうすれば無駄足を踏まずに寄付先を選べますか?

掲載元が生存を確認しているリストから選ぶのが早道です。ちょこっと寄付が掲載している団体について同じ調査をしたところ、消滅していたリストは0件でした。ただし商品が0点のものは掲載側でも防げないため、リンクを開いて商品が並んでいることを確かめてから選んでください。

リストに並んでいる商品はいくらくらいですか?

生きているリストに表示されていた7092点の価格を集計すると、中央値は2525円でした。2000円未満が39パーセントを占めます。数千円で1点、と考えておけば十分です。

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ちょこっと寄付では、掲載しているすべての欲しいものリストについて、掲載前にリンクが生きていることを確認しています。子どもを支える全793団体を47都道府県別と7つの活動分野別にまとめています。子ども食堂、子どもの居場所、児童養護施設・乳児院などから選べます。

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