子どもを支える7つの活動と、いま必要とされているもの

こども食堂、フードバンク、児童養護施設。名前は知っていても、何をしている場所なのかは意外と知られていません。掲載しているすべての団体の欲しいものリストを実際に開いて、7つの活動それぞれが何を必要としているのかを調べました。

チョコットンの顔どんな活動があるの?

ちょこっと寄付に載せている、子どもを支える793団体を、7つの活動に分けて説明します。あわせて、2026年8月26日に793団体すべての欲しいものリストを開いて、いま実際に並んでいる5,089点の品物を数えました。何が足りていないのかは、そこに正直に出ています。

793掲載している子どもの支援団体
674品物が並んでいたリスト
5,089数えた品物
47都道府県

気になる活動が見つかったら、そのまま「地元にあるか」を調べられます。

こども食堂

405団体を掲載

地域の人が、子どもや親子にごはんを出す場所です。公民館やお寺、空いたお店などを借りて、月に1〜2回ひらくところが多くあります。料金は無料か、子ども100円・大人300円くらい。

「生活が苦しい家の子が行く場所」と思われがちですが、実際は誰が来てもいい場所として開いているところがほとんどです。ごはんを食べたあと、宿題をしたり遊んだりして帰ります。

いま実際に並んでいるもの

  • 無洗米 5kg
  • ソフトパン粉 1kg
  • 炊き込みわかめ
  • 使い捨て手袋 100枚入り
  • お好み焼きソース
  • ブロック氷用のかき氷機

348のリストから分かることリストを見ると、4つに1つ(23%)に紙皿や割り箸、使い捨ての手袋が入っていました。これは全体の1.4倍です。フライパンや炊飯器などの調理道具も17%。その場で作って、その場でみんなで食べる場所だから、食材だけでなく、作る道具と配る道具が要るわけです。

いちばん多いのはお菓子で、10のリストのうち4つに入っていました。

子どもの居場所

120団体を掲載

ごはんが中心ではなく、放課後や休みの日に子どもが過ごせる場所です。宿題をしても、ゲームをしても、何もしなくてもいい。

家にも学校にも居づらい子が、ただ座っていられる場所でもあります。児童館のようなところから、空き家を借りた小さな部屋まで、形はさまざまです。

いま実際に並んでいるもの

  • 10連けん玉
  • 黒ひげ危機一発
  • 風船用のヘリウムガス
  • 絵本『けんかのたね』
  • かき氷器

102のリストから分かることプリンターのインクやコピー用紙が13%のリストに入っていました。これは全体の1.6倍です。文房具は20%、お祭りや行事の道具は17%。毎月のおたよりを刷り、夏には縁日をひらく。そんな日常が品物から見えてきます。

本や絵本も並びます。子どもが自分で手に取れるように置いてあるのでしょう。

児童養護施設・乳児院

99団体を掲載

事情があって家族と一緒に暮らせない子どもが、生活している場所です。乳児院はおもに0歳から2歳、児童養護施設はそれより上の年齢の子が、職員と一緒に毎日を過ごしています。

ここは訪ねる場所ではなく、その子たちの家です。ごはんも、洗濯も、寝る場所も、誕生日も、ぜんぶここにあります。

いま実際に並んでいるもの

  • バスタオル 2枚組
  • 粉末洗剤 5kg
  • トレーニングパンツ
  • 常温で飲める液体ミルク
  • こどものバイエル
  • メルちゃん おせわパーツ

86のリストから分かること服やくつが19%のリストに入っていました。これは全体の4.6倍です。タオルや布団が17%、紙おむつが15%(3.3倍)、洗剤が17%。暮らしそのものを支えるものが並びます。
あるリストには『こどものバイエル』が1巻から6巻まで並んでいました。ピアノを習っている子が、そこにいるということです。

大きさ違いの紙おむつが何種類も並ぶこともあります。年齢の違う子が一緒に暮らしているからです。

学習支援・フリースクール

65団体を掲載

勉強を教える場所と、学校に行っていない子が通える場所です。塾に行けない子に無料や安い料金で勉強を見たり、教室に入れない子が昼間を過ごせるようにしたりしています。

「勉強だけ」ではありません。ごはんを出したり、進路の相談にのったりするところもたくさんあります。

いま実際に並んでいるもの

  • 中2英語をひとつひとつわかりやすく
  • 高校数学Cをひとつひとつわかりやすく
  • 英検の対策ソフト
  • スクールチョーク 白100本
  • 油ねんど 1kg
  • 紙芝居の舞台

59のリストから分かることプリンターやインク、コピー用紙が22%のリストに入っていました。全体の2.8倍です。プリントを刷り続けている場所だと分かります。参考書も『中2英語をひとつひとつわかりやすく』『高校数学Cをひとつひとつわかりやすく』というように、学年ごとにそろえて並んでいました。

ボードゲームやパズルも37%と多め。勉強の合間に使うのだと思います。

ひとり親・母子支援

54団体を掲載

ひとり親の家庭を支える団体と、事情があって子どもと一緒に身を寄せる母子生活支援施設です。食べものを届けたり、相談にのったり、行事に招いたりしています。

「お金が足りない」だけでなく、「頼れる人がいない」という困りごとを一緒に引き受けている場所でもあります。

いま実際に並んでいるもの

  • パックご飯 24個
  • 讃岐そうめん
  • カルピス(うすめて飲むもの)
  • 絵本『ぐりとぐら』
  • トミカ
  • Amazonギフトカード

44のリストから分かること紙おむつやおしりふきが16%のリストに入っていました。全体の3.5倍です。小さい子どもを抱えた家庭が多いということです。お米も20%、レトルトや缶詰が25%。すぐ食べられて、日持ちするものが並びます。

おもちゃや絵本も27%に入っています。行事のときに子どもへ渡すためです。

フードバンク・フードパントリー

33団体を掲載

食べものを集めて、必要としている家庭や団体に渡す仕組みです。フードバンクは企業や農家から余った食品を引き取って配り、フードパントリーは決まった日に直接手渡しします。

ほかの団体に食べものを回している、いわば中継地点です。ここへの寄付は、その先の何十世帯にも広がります。

いま実際に並んでいるもの

  • 讃岐うどん 600g×5袋
  • おにぎり用の塩のり
  • さば缶 24缶
  • 無洗米 5kg
  • 米油
  • カレーの王子さま(アレルギー対応)

23のリストから分かることそのとき掲載していた23団体は、すべてのリストに品物が並んでいました。そのうち半分以上にうどんやパスタなどの麺、レトルトや缶詰、調味料が入っていました。麺は全体の3.9倍です。常温で長く置けて、そのまま渡せるものに集中しています。
アレルギーのある子でも食べられるレトルトカレーが並んでいたのも印象に残りました。

掲載は33団体と少なめです。まだ見つけられていない団体があるかもしれません。

小児医療支援ハウス

17団体を掲載

重い病気の子どもが遠くの病院で治療を受けるとき、付き添う家族が泊まれる家です。病院のすぐ近くにあって、少ない負担で滞在できます。

入院が何か月も続くと、家族は仕事も家も離れることになります。その間、眠って、洗濯して、ごはんを食べる場所が要る。それを引き受けているのがここです。

いま実際に並んでいるもの

  • おくるみ
  • ゆびえのぐ 8色
  • 長く保存できるビスケット
  • ドリップコーヒー 100杯分
  • 缶バッジの材料
  • 組み立て式のプール

12のリストから分かることそのとき掲載していた12団体すべてに品物が並んでいましたが、数が少ないので割合は出しません。かわりに、並んでいたものをそのまま挙げます。
おくるみ、指で塗る絵の具、長く保存できるビスケット、組み立て式のプール。そしてドリップコーヒーが、12のうち2つのリストに入っていました。子どものためのものだけでなく、付き添う家族が一息つくためのものも並んでいます。

全国でも数が少ない施設です。近くになくても、離れた場所から送ることができます。

チョコットンの顔地元にあるか、見てみませんか

子どもを支える793団体は、都道府県から市区町村までしぼり込んで探せます。

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お住まいの都道府県をえらぶと、市区町村までしぼり込めます。団体の名前が分かっているときは、名前でも探せます。

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お近くに無くても大丈夫です。品物はAmazonから直接届くので、離れた土地の団体にも贈れます。送料は、Amazonが発送する品なら、注文の合計が3,500円未満のとき460円(北海道・九州・沖縄・離島は500円)かかります。プライム会員と、3,500円以上の注文は無料です。

どうやって調べたか

2026年8月26日に、当時掲載していた901団体の欲しいものリストを1件ずつ開き、そこに並んでいる品物の名前をすべて記録しました。このページの数字は、そのうちいまも掲載している793団体のぶんだけを数え直したものです。674のリストに合計5,089点。残る1件は8月26日には空でしたが、8月29日に確認したときは商品が並んでいたので、掲載を続けています。

品物の名前は「紙おむつ」「プリンターのインク」のようなまとまりに分けて数えています。商品名の中の言葉で判断しているので、たとえば商品の説明に「非常食にも」と書かれているだけのものも含まれます。割合は目安として読んでください。紹介している品物は、実際にリストに並んでいたものです。どの団体のものかは書いていません。

掲載の前に確認していること

掲載しているすべての団体について、欲しいものリストが実際に開けることを確認しています。あわせて、各カードに活動を確かめられるリンクを付けています。こども食堂マップ、自治体や国の機関のページ、全国組織の名簿など第三者が確認できるものが236団体、団体自身の公式サイトやSNSによるものが425団体です。どちらなのかはカードのリンク先で分かります。

はじめて寄付する方へ

Amazon欲しいものリストで寄付する方法で、匿名で送れるか、送料は誰が払うのか、住所は相手に伝わるのかを説明しています。何が求められているかと寄付金控除の扱いもまとめています。

欲しいものリストで寄付を受け取りたい団体の方は、団体の方へのご案内をご覧ください。掲載は無料です。

チョコットンの顔住んでいる地域からも探せます。

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