数百円だけ贈っても、意味があるのだろうか。寄付を考えはじめたとき、そんなふうにためらう人もいるでしょう。欲しいものリストは、団体がAmazonに作った「いま必要な物」の一覧です。ここから物を贈るなら、数百円にも意味があります。団体が「いま要る」と書いた物が、そのまま1つ届くからです。
10月17日に、北海道函館市の「いーとの家(チャイルドチア道南)」のリストを見ました。吊り下げ名札のセットが、369円で載っていました。ほしい数は15個で、届いたのは10個。ここに1つ贈れば、残りは5個から4個に減ります。小さな買い物でも、団体の「足りない」はひとつ確かに埋まるのです。
吊り下げ名札のセット(369円)ほしい数 15個
見た日届いた10個・残り5個
1つ贈ると届いた11個・残り4個
届いた分あなたの1つまだ足りない分
とはいえ、少額で贈るときには、先に知っておきたいことが2つあります。送料がかかる場合があること、そして500円以下で買える品はあまり多くないことです。すぐに贈りたい方は、1,000円以下の品が多い団体から見てみてください。
1つの品が、そのまま1つ届くしくみ
リストには、品物ごとに団体が「ほしい数」を書いています。誰かが注文すると、その品に「購入済み」の印が付きます。ほかの人の贈り物と重ならないためのしくみです。品物は、Amazonか、そこで品を売っているお店から、団体へ直接届きます。住所を調べたり、自分で箱に詰めて送ったりする必要はありません。
名札のセットのように、いくつも集めている品は、めずらしくありません。ちょこっと寄付は10月17日、その時点で載せていた862団体のリストをすべて開きました。品が並んでいた860団体の品を数えると、その日に贈れた品は3,696点。そのうち3つに1つほどの1,163点(31.5%)に、「2つ以上ほしい」と書かれていました。さらに520点(14.1%)は、すでに一部が届いて、残りを待っているところでした。どちらも、1つずつの贈り物が積み重なって、ようやく数がそろう品です。
「購入済み」のしくみは、Amazonのヘルプ「ほしい物リストから商品を購入する」に書かれています。
贈る前に知っておきたい、送料のこと
Amazonが発送する品は、注文の合計が3,500円に届かないと送料がかかります。本州と四国は460円、北海道・九州・沖縄・離島は500円です。500円の品を1つだけ贈ると、送料を足して960円。北海道などなら1,000円になります。品の値段とほとんど同じだけ、送料がかかる計算です。
送料がかからない場合は、3つあります。1つめは、Amazonの有料会員であるプライム会員のときです。一部の品をのぞいて、送料はかかりません。2つめは、はじめてAmazonで買い物をするときで、ふつうの配送が無料になります。3つめは、同じ団体の品をまとめて3,500円以上にしたときです。送料は届け先ごとに数えます。別々の団体の品を合わせても、まとめたことにはなりません。
なお、Amazonに出ているほかのお店が自分で発送する品は、送料の決まりがちがいます。ほしい物リストやギフト注文のヘルプには、送料について特別な決まりは見当たりませんでした。注文を確定する前の画面で、最後にもう一度、送料を確かめておくと安心です。
送料は2026年10月17日に、Amazonのヘルプ「配送料と配送条件」で確かめました。
数百円で贈れる品は、どれくらいある?
10月17日に買えて、まだ残りのあった品を値段ごとに数えたのが、下の表です。
| 値段 | 品の数 | 団体 |
|---|---|---|
| 300円以下 | 15点(0.4%) | 12団体(8都道府県) |
| 500円以下 | 86点(2.3%) | 64団体(28都道府県) |
| 1,000円以下 | 450点(12.2%) | 251団体(42都道府県) |
| 3,000円以下 | 2,254点(61%) | 667団体(47都道府県) |
500円以下で買える品は全体の2.3%で、値段のちょうど真ん中は2,498円でした。数百円で選べる品は、思っていたより少ないかもしれません。
ただ、値段を少し上げて、近くにこだわらなければ、贈れる団体はぐっと増えます。500円以下の品があったのは64団体・28都道府県でした。1,000円以下まで広げると、251団体・42都道府県になりました。品物はAmazonから直接届くので、遠くの団体にも近くと同じように贈れます。
表の%は、その日に贈れた品3,696点に占める割合です。値段の出ない品とギフト券は数えていません。ちょこっと寄付で載せないと決めている品(性・生理用品・宗教・政治・酒・たばこ)も外しています。動物の団体は値段を集めていないため、入っていません。
少額で贈るなら、こう選ぶ
選び方は、次の3つの手順です。
- 値段から探す。500円でできる寄付と1,000円でできる寄付に、いま買える品を値段ごとに並べてあります。どちらも毎週作り直しています。
- 「ほしい数」と「購入済み」を見る。まだ残りのある品を選べば、団体がいま待っている物を届けられます。
- 注文を確定する前に、送料を見る。
10月17日に、1,000円以下の品が多かった団体を6つ選びました。同じ都道府県からは1つずつです。品は入れ替わります。リストを開いて、いまの品と残りの数を確かめてから贈ってください。
載せている団体は、毎週の見直しで入れ替わります。いまのちょこっと寄付では、子どもを支える全国862団体の欲しいものリストを、都道府県と活動の種類からさがせます。
よくある質問
1つだけ贈ると、失礼になりませんか?
リストの品は、団体が自分で選び、ほしい数まで書きこんだ物です。1つ贈れば、そのうちの1つがそのまま届きます。
贈った人の名前は、団体に伝わりますか?
注文のときに「贈り物として送る」設定をすると、荷物に入る紙で名前を知らせられます。値段はその紙に書かれません。ただし、クレジットカードで払うときや、Amazonに出ているほかのお店が売って送る品を買うときは、差出人の欄に名前が出ることがあります。
数百円なら、お金で寄付したほうがいいですか?
どちらが良いとは言い切れません。物で贈れば、届く物を自分で選べて、使いみちもはっきりします。お金で贈れば、団体が自分で使いみちを決められます。
少額でも、税金が減るしくみは使えますか?
寄付した分だけ払う税金が少し減るしくみを、寄付金控除といいます。使えるかどうかは金額ではなく、相手の団体の種類と、団体から証明書が出るかどうかで決まります。欲しいものリストで贈った品では、証明書が出ないことが多いです。
名前の出方と注文の手順はAmazon欲しいものリストで寄付する方法で、税金のことは寄付は控除される?で、くわしく説明しています。
確かめた出どころと日付
- 品の数・値段・ほしい数・届いた数: ちょこっと寄付が2026年10月17日に各団体の欲しいものリストを開いて記録したもの(その日に載せていた862団体)
- Amazonのヘルプ「配送料と配送条件」「ほしい物リストから商品を購入する」「ギフト注文」(2026年10月17日に読みました)
送料や決まりは変わることがあります。注文を確定する前の画面が、いちばん新しい情報です。


