保護犬・保護猫の数と寄付先|都道府県別

飼い主のいない犬や猫のことを調べていると、「殺処分」という重い言葉に出会います。県や市に引き取られた犬や猫が、命を絶たれることです。いま日本で、どれくらいの犬や猫がどうなっているのでしょうか。国がまとめた最新の数から見ていきます。

2024年度に、県や市が引き取った犬と猫は39,409匹でした。そのうち32,506匹は、飼い主のもとへ戻るか、新しい飼い主にゆずられています。割合にすると、82%にあたります。その一方で、殺処分された犬や猫は6,830匹でした。国の数え方では、引き取ったあとに病気などで死んだ数も、ここに含まれます。

20年前の2004年度には、殺処分は394,799匹にのぼっていました。いまはその約58分の1です。大きく減ったとはいえ、ゼロになったわけではありません。

このサイトでいま紹介しているのは、保護犬・保護猫の世話をする302団体の欲しいものリストです。保護犬・保護猫とは、飼い主がいないか手放されたために、団体が守っている犬や猫をいいます。欲しいものリストは、その団体がAmazonに作る「いま必要な物」の一覧です。下の表から、自分の県の団体をさがせます。

出どころは、環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」です。2024年度は、2024年4月から2025年3月までです。2026年10月17日に確認しました。団体の数は、このサイトでいま紹介している団体を数えたもので、毎週の更新で変わります。

チョコットンの顔犬と猫、それぞれの数(2024年度)

引き取った返した・
ゆずった
殺処分
犬17,39915,4271,964
猫22,01017,0794,866
合計39,40932,5066,830

数の単位はすべて「匹」です。けがをして保護された犬や猫は別に数えていて、この表には入っていません。

引き取られる数は、犬より猫のほうが多く、22,010匹にのぼります。そのうち12,772匹は、まだ乳離れしていない子猫でした。猫の半分を超える数です。

殺処分された6,830匹は、環境省の分類で3つに分かれます。いちばん多い3,846匹は、ゆずるのが難しいと判断された犬や猫です。病気が治る見込みがない、人をかむといった理由によります。次が、引き取ったあとに病気や事故、幼さのために死んでしまった2,092匹でした。残る892匹は、ゆずる先が見つからない、世話を続けるのが難しいといった理由によるものです。

殺処分された6,830匹の内訳

ゆずるのが難しいと判断された3,846匹
引き取ったあとに死んだ2,092匹
ゆずる先がない・世話を続けるのが難しい892匹
2024年度の犬と猫の合計。環境省の分類による

分類の決まりは、環境省の「殺処分数」の分類(PDF)にあります。

チョコットンの顔20年で、数はここまで変わりました

この20年で、引き取られる犬と猫の数そのものが大きく減りました。2004年度は418,413匹、2024年度は39,409匹です。

そのうえで、飼い主や新しい家へつながる割合も高まっています。2004年度に引き取られた犬と猫のうち、飼い主のもとへ戻ったりゆずられたりしたのは、7%ほどでした。それが2024年度には82%になりました。

引き取った犬と猫のうち、飼い主に返した・ゆずった割合

2004年度約7%
2024年度82%
犬と猫を合わせた数。下の表の数をもとに作成
年度引き取った返した・
ゆずった
殺処分
2004年度418,41329,323394,799
2020年度72,43349,58423,764
2021年度58,90744,63014,457
2022年度52,79340,12911,906
2023年度44,57635,7649,017
2024年度39,40932,5066,830

単位は匹で、犬と猫を合わせた数です。出どころは上と同じ環境省の表で、2005〜2019年度は省いています。

チョコットンの顔あなたの県の、保護犬・保護猫の団体

このサイトでいま欲しいものリストを紹介している団体を、都道府県ごとに並べました。保護犬の世話をする団体は159団体、保護猫は269団体です。犬と猫の両方を世話している団体は、どちらにも数えています。「団体を見る」を押すと、その県の団体の欲しいものリストが開きます。「―」の県では、まだ紹介できる団体が見つかっていません。

都道府県団体の数
北海道・東北
北海道14団体団体を見る →
青森県1団体団体を見る →
岩手県5団体団体を見る →
宮城県3団体団体を見る →
秋田県2団体団体を見る →
山形県―
福島県2団体団体を見る →
関東
茨城県3団体団体を見る →
栃木県3団体団体を見る →
群馬県4団体団体を見る →
埼玉県12団体団体を見る →
千葉県11団体団体を見る →
東京都42団体団体を見る →
神奈川県19団体団体を見る →
中部
新潟県3団体団体を見る →
富山県―
石川県2団体団体を見る →
福井県2団体団体を見る →
山梨県3団体団体を見る →
長野県7団体団体を見る →
岐阜県7団体団体を見る →
静岡県11団体団体を見る →
愛知県24団体団体を見る →
近畿
三重県6団体団体を見る →
滋賀県2団体団体を見る →
京都府3団体団体を見る →
大阪府25団体団体を見る →
兵庫県9団体団体を見る →
奈良県5団体団体を見る →
和歌山県2団体団体を見る →
中国・四国
鳥取県2団体団体を見る →
島根県―
岡山県9団体団体を見る →
広島県12団体団体を見る →
山口県5団体団体を見る →
徳島県―
香川県1団体団体を見る →
愛媛県7団体団体を見る →
高知県3団体団体を見る →
九州・沖縄
福岡県15団体団体を見る →
佐賀県―
長崎県2団体団体を見る →
熊本県7団体団体を見る →
大分県―
宮崎県―
鹿児島県1団体団体を見る →
沖縄県6団体団体を見る →
合計302団体

数を読むときに

国の数は、県や市の保健所や動物愛護センターが引き取った犬と猫だけを数えたものです。動物愛護センターとは、犬や猫を保護するために県や市が運営している施設のことです。民間の団体や個人が直接保護した犬や猫は、ここには入っていません。

このサイトの団体の数も、全国にある団体の数ではありません。欲しいものリストを公開していて、このサイトで紹介できた団体だけを数えています。県ごとの引き取りや殺処分の数は、環境省の都道府県・指定都市・中核市別の表(PDF)で見られます。

保護犬・保護猫を応援したいと思ったら

欲しいものリストに並んでいる品でいちばん多いのは、フードやペットシーツのように、毎日使う物です。品物を選んで注文すれば、Amazonやお店から団体へ直接届きます。自分で箱に詰めて送る手間もいりません。

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